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アイスマン? 5000年前のミイラ。死因は? 画像あり [時事]

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アイスマン

前回は春の陽気についてでしたので、
今回は一転して寒い?話を。

アイスマン

1991年にイタリアで見つかった
「天然のミイラ」です。

約5300年前に氷漬けになり、
そのままミイラ化したんですね。

発見者はニュルンベルクから来た観光客。溶けた雪の下からミイラを発見しました。

当初、遭難者の死体かとも思われたそれは、しかしその周囲から見つかった「やけに古そうな物品」の存在により、司法解剖の前に詳しく調べられることとなります。

インスブルック大学に所属していた考古学者によると、それはなんと、ヨーロッパの青銅器時代前期の物であることが判明。

ただの遭難者の遺体では無かったのです。

オーストリアの新聞記者が、ミイラが発見された場所にちなんで、エッツィ(Ötzi)と命名したそうですが……こちらはあまり有名じゃないかも知れませんね。

その後、発見場所が微妙に国境を越えていたことが判明し、イタリアに引き渡され、ボルツァーノ県立考古学博物館で公開されています。

なお、現在は、イタリアの南チロル考古学研究所で調査が続けられているとのこと。

なにせ氷漬けだったミイラです。保存には気を使うのでしょうね。

普段は摂氏-6℃湿度99%の冷凍庫の中で保管され、ミイラに水分を補給する為に2ヶ月に1度だけ冷凍庫の外に出されるそうですよ。

当初、死因は凍死だと思われていたそうです。まぁ、凍っていましたしねぇ。

しかし2001年のX線撮影によると、左肩に矢を受けた傷跡が見つかって、これが死因となった可能性が高いとか。

また、2007年には、動脈損傷による失血死であることを実証され、矢を受けて倒れたあと後頭部を石などの硬いもので殴ったとの推測もあり、他殺の見方まで出てきました。

殺人事件です。

考古学から一転してミステリーに
なってしまいました。

アイスマンを殺したのは誰なのか!?

部族間の争いに巻き込まれたのか……? 

あるいは別の……?

謎が謎を呼びそうですが、なにせ5000年前の
殺人事件。解決は見られそうにはありません。

遺体だけでなく、死因にまで注目が集まってしまうとは……
織田信長のようなひとですねぇ……。

名を残すかわりに、体を残したアイスマン。

今後も、彼の調査は続けられるそうです。

アイスマン2.jpg




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